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2011年5月24日 (火)

中村紀洋の実力

私はプロ野球を観るのが好きだけど、巨人が嫌いということを除けば、特に応援しているチームはありません。昔は阪神と近鉄ファンでしたが、阪神はお金持ちになったので好きではなくなったし、近鉄は消滅してしまいました。

なので、今はチームというよりも個々の選手に注目しているだけなんですが、どうしても気になるのが旧近鉄の選手達。2004年に消滅して以来、どんどん数が少なくなっています。当時の主力で今もまともに活躍しているのは、楽天の岩隈・高須両選手、オリックスの北川選手くらいでしょうか。

そんな中、飛び込んできたのがこのニュース。

<横浜>中村紀洋内野手を獲得

中村紀洋は言うまでもなく、近鉄末期のいてまえ打線を支えた4番打者です。この人ほど波乱万丈の野球人生を歩んでいる人はなかなかいないと思います。持ち上げられたり叩かれたり、浮いたり沈んだり、ふてぶてしくなったり謙虚になったり。昨年末に楽天から戦力外通告を受けて以来、今年は浪人生活だったわけですが、この度晴れてプロ野球界に復帰、ということですね。

近鉄ファンの私としては、悪い評判をいくら聞いても、やはり中村選手には頑張ってほしいという思いを持っています。近鉄が消滅したシーズンの最終戦、当時の梨田監督は「みんな胸を張ってプレーしろ。お前たちが付けている背番号は、すべて近鉄バファローズの永久欠番だ」と選手に話したそうです。そう、私の中では中村紀洋は今もいてまえ打線のメンバーだし、背番号5は近鉄バファローズの永久欠番なわけです。プレーが観られるだけで幸せだし、個人的には応援しようと思っています。

ただ、中村紀洋の実力については、私はそれほど評価しているわけではありません。一流だとは思うけど超一流ではないと思います。具体的に言うと、怪我なく1年を過ごしたとしても、3割40本ではなく、2割7分25本くらいの選手ではないかと。現在は力が落ちているから、という理由ではありません。全盛期でも本来はそれくらいが妥当だったと考えているわけです。

彼がタイトルを取ったりして大活躍していたのは、2000年~2002年あたりですが、その当時はパ・リーグが戦力的にバランスを欠いていた時期でした。おそらくFA制度やドラフトにおける逆指名制度の弊害が最も如実に現れた時期だったのでしょう。パ・リーグ各チームの投手陣、とりわけ左腕投手のレベルが著しく劣っていた時期だったと思います。

当時主力だった左腕投手は、日本ハムの正田、オリックスの金田、ロッテの加藤、そして近鉄の前川あたりでした。プロ野球に少し詳しい人なら、きっと彼らが超一流の投手ではないことがわかると思います。(なんやったら、今の杉内・和田・武田勝・成瀬あたりと比べてみてください)実際、彼ら自身もこの頃がキャリアハイで、その後、セ・パ両リーグの戦力バランスが均衡してきた頃には大して活躍しませんでした。

また、近鉄のローズや西武のカブレラが、55本というホームラン記録を打ち立てたのもこの時期です。いかに投手のレベルがおかしくなっていたかがわかると思います。

中村ノリの場合も当時の左腕投手たちと同じで、2003年以降はずば抜けた成績を残していません。中日時代には復活して大活躍しましたが、それでも打率は3割に届いていないし、ホームランも20本程度。このあたりの数字が、彼本来の実力ではないかと思うわけです。

もちろん、その成績でも主力としては十分だし、一流打者の数字であることには間違いありません。それに中村ノリには単なる数字以上の華があるし、個人的には、彼には今もいてまえ魂があると信じています。そして、アスリートである以上、いくつになっても成長する余地はあるはずです。中村選手には、今年を打撃開眼の年、キャリアハイの年にするくらいの意気込みを期待したいと思います。

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