チョコレートの選択肢
近所のマックスバリューでフェアトレードチョコレートを見つけました。味は「まろやか口どけミルク」と「甘さひかえめビター」の2種類。FLOによる認証ラベルが付いています。
何よりびっくりしたのがその価格。48グラムで118円です。これは安い!思わず、レジャービル味園の懐かしのCM(※音が出るので注意)「大ビンビール290円、これは安い!」のように、お店で叫んでしまいました。
フェアトレードに関してはいろいろな批判もあって、私自身も100%賛同しているわけではありませんが、少なくとも生産者のくらしや環境を守る一助にはなり得ると思っています。それに、仕組みが完璧でないからといって、現状維持のまま放置しておいてよいとも思えません。なので、私はときどき意識的にフェアトレード商品を買うようにはしてるんですが…。
とにかく、どれもこれもやたらと高いんですわ。
例えば、有名なプレス・オールタナティブ地球食のチョコは、100グラムの板チョコ1枚が400~500円します。ロッテのガーナミルクや明治チョコレートよりは分厚いけど、それらはスーパーでは100円もしないので、価格の違いがあまりにも大きいのが現実です。品質・味も大きく異なるらしいのですが、悲しいことに私にはよくわからないので、価格の違いだけが重くのしかかってきます。
その点、このトップバリューの商品なら、同じような内容量・形状の森永ダースと比べてもさほど値段が変わりません。ちなみに、ダースは45グラムでだいたい89~100円くらいかな。20~30円くらいの差なら、比較的抵抗なく買えるような気がします。余は満足じゃ、という感じです。(「すんなっ」と言っていただければ幸いです。)
コンビニやスーパーに並んでいる高価格帯チョコよりはむしろ安いし、ジャン・ポール・エヴァンやピエール・マルコリーニあたりと比べると、もはや比較にならないくらいの安さですよね。まあ、味も比較にならんのかもしれないけど…。
大切なことは、消費者にとっての新しい選択肢ができたことだと思います。フェアトレード商品をチャリティ感覚・おしゃれ感覚で買うのではなく、普段の買い物の一環として買うという選択肢は今までなかったはず。チャリティやおしゃれの人はこれからも高価格・高品質のフェアトレードチョコを買えばいいし、そうじゃない人は無理せず安いチョコを選べばいい。輸入・小売業者には、これからも多くの選択肢を提供してほしいと思います。
ちなみに、同じくトップバリューのフェアトレード 有機メキシコ レギュラーコーヒーも素晴らしい試みだと思いますが、いかんせん酸味がきつくて私の好みではないのが残念。もうちょっと酸っぱくないやつを出してくれないかなあ。
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