デジアナ変換って何ですか?
いよいよ地デジへの移行の日になりました。私はわざわざお金を払ってまで地デジに対応する気なんてさらさらなくて、観られなくなるんならそれはそれでまあいいかなあ、と思っていました。もともとテレビはほとんど観ないし、映らなくなったところでそれほど困らないし。
だいたい、「地デジ」なんていう言葉自体、気持ち悪くて口にしたくもないです。「ちでじ」ですよ、「ちでじ」。なんか口が汚れそうな感じがします。略称として考えた人はまともな神経ではないと思う。
ただまあ、ある時刻を境に「ざー」と砂嵐になるんだとしたら面白いですよね。その瞬間だけはビデオに(DVDとかブルーレイではないところがポイントですね)録っておこうかなと思っていました。
ところが…。数週間前にテレビをつけて気づいたんですが、それまで鬱陶しいくらいに表示されていた「アナログ」という文字が、いつのまにか「デジアナ変換」に変わっている…。
なんだかよくわからなかったんですが、検索してみたらJCOMのサイトに説明がありました。どうやら政府の要請に基づいてケーブルテレビ局がやっているサービスで、受信者はアンテナやチューナーをつけなくても、2015年までは今まで通りテレビが観られるらしい。
となると、私の家のテレビもしばらくは観られる、ということのようです。念のため書いておくと、私はJCOMと契約なんかしていないし、ケーブルテレビなんか観ていません。プロバイダもヤフーです。なので、うちのテレビがケーブル回線だなんて夢にも思っていませんでした。
おそらく、住んでいるマンションのテレビ回線がケーブルテレビの回線だった、ということだと思います。思い当たる点としては、一般のチャンネルに加えて、テレビショッピングばかり流しているチャンネルも映っていました。あれが映るということはケーブル回線だった、ということなんでしょう。
いずれにせよ、どうやら砂嵐は観られそうになく、地デジ移行後も今まで通りテレビを観られそうです。そもそもチューナーなんて買う必要がなかったわけですね。
ただ、私は初めから買う気がなかったからよかったけど、「デジアナ変換」のことを知らずにあわててチューナーやアンテナを買った人は間違いなく存在していると思います。要するに、必要ないものを買わされた人。戸建住宅ならともかく、集合住宅に住んでいたら回線がケーブルかどうかなんてよくわからないと思う。
地デジによって、得をした人と損をした人は誰なのか。ちゃんと検証しないといけないですね。
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