ドームオーナメント
よく100均などで売っているキラキラするやつ。商品名は何ていうのかな、と思っていたんですが、「ドームオーナメント」というらしいです。まあ、確かにそうとしか言いようがないかな・・・。
私はこれが大好きで、100均で見かけたらいつもキラキラさせて「わあー」と喜んでいます。購入はしないんですけど、見てるだけで幸せな気分になるし、何よりも美しいと思う。客観的かつ絶対的な美しさではないかと。
それなのに・・・。なんでしょう、100均でのぞんざいな扱いぶりは・・・。たいてい隅っこのほうに置いてあるし、お客さんにとっても特に珍しいものではないらしく、大して注目も浴びていません。こんなに、こんなにきれいなのに!
確かに、ドームオーナメントは今やどこのお店でも見かけるありふれたものだし、価格的にも100円で買えてしまうような陳腐化した商品ではあります。でも、ありふれているかどうか、価格が高いか安いかなんてどうでもいいじゃないですか。
もしも平安時代の人とかがこの「ドームオーナメント」を見たら、きっと美しさにびっくり仰天して、大金をはたいてでも、女房を質に入れてでも(←懐かしのアデランスの中野さん・・・)購入したくなると思います。蓬莱の玉の枝とか燕の子安貝なんかと並び称されるはず・・・。
とかく経済が価値を支配してしまう時代ですが、そんな今だからこそ、自分の審美眼とか価値観をしっかりと持っておきたいなと思っています。自分が「きれいで価値がある」と思うものは、きちんとそう認められる人でありたいです。経済なんて他人の価値観ですよ。そんなものに影響されてたまるか。
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