鮎屋三代に挑戦!
自宅の冷凍庫にいただきものの鮎が眠っていたので、八代駅(熊本県)の駅弁「鮎屋三代」づくりに挑戦してみました。
「鮎屋三代」は駅弁としての歴史はそれほど古くありませんが、今では九州を代表する駅弁の1つとして定着しています。熊本空港の空弁としても売られているみたいです。
私も駅弁大会で何度か購入したことがありますが、確かに完成度が高くておいしいお弁当でした。完全に再現するのはもちろん不可能ですが、なんとなく「鮎屋三代もどき」をつくってみようと思ったのでした。
といっても、レシピの情報は入手できなかったので、 骨までやわらか!圧力鍋で鮎の甘露煮 by ありもちゃんを参考にさせていただきつつ、あとは自己流でやってみました。
ざっくり説明すると、まず鮎の内臓を取ったあとに、グリルで少し焼き色をつけます。圧力鍋に移して鮎が浸るぐらいの水を入れ、醤油・みりん・酒・砂糖で味付け。ここでは少し水を多め、味を薄めにすることを心がけました。
25分加圧して圧が抜け終わったら、煮汁を炊飯器に入れてごはんを炊きます。圧力鍋には少しだけ煮汁を残しておいて、調味料を追加して少し濃く味付け。で、卵焼きやら葉ものやらを別に調理して盛り付けました。
完成した「鮎屋三代もどき」はこんな感じ。
容器は高山駅(岐阜県)の「開運さるぼぼ弁当」を使ってみました。大きさがちょうどいいんですよね~。味的には、鮎はちゃんと頭からしっぽまでやわらかくなったし「まあ大きく言えばこんな感じよね」というお弁当には仕上がったと思います。
てか、私の作った料理って圧力鍋率が高いですよね・・・。別に圧力鍋メーカーの回し者ではないんですが…。本当は圧力鍋なんか使わずに、長時間ぐつぐつ煮込んで作ってみたいんですけどね。ずっと自宅にこもるのは難しいし、仕方なく圧力鍋に頼ってしまいました。
ちなみに、私が使っているのは国産のごく一般的な圧力鍋です。別にバカ高いフィスラーやらシラルガンを買わなくても調理はできると思います。