笑う女にカルチャーショック
サンリオの食べキャラ総選挙がおもしろいです。
もともと私はサンリオキャラの玉石混交な感じが好きで、キャラクター図鑑を持ってたりします。キャラクターは毎年のようにたくさん生まれているのですが、人気を博して主力になれるのはごく一部。それはまるで、毎年多くの選手が入団するにも関わらず、そのほとんどがレギュラーになれずに終わってしまうというプロ野球の世界すら連想させます。
ハローキティやらリトルツインスターズ(キキララのことね)、マイメロディあたりは初期から活躍している大キャラクターであり、最近のウサハナやらぼんぼんりぼんは、彼女たちを脅かすべく主力に成長したニューカマーなわけですね。シナモロールやらポムポムプリンあたりも、登場は遅かったものの安定したファンを掴んでいる主力組であると思われます。
で、主力に成長したキャラクターもいれば、そうはならなかったキャラクターもいるのが世の中の厳しさなわけで。個人的には、あまり日の目を見なかったキャラクターに注目してしまいます。不遇のわが身に重ねてしまうからでしょうか。
一番好きなのがカルチャーショック。手持ちのキャラクター図鑑によると「ふるきよきじだい はなのみやこ パリに いった ゆめのすけと てつのしんの たいけんき。」と説明があります。要するに、西洋文化に初めて触れてカルチャーショックを受けた2人、ということなんでしょうね。
どちらがゆめのすけで、どちらがてつのしんなのかはわからないのですが、キャラクターを見る限り、どうやら1人は西洋文化に拒否姿勢を示し、もう1人は楽しんで取り入れようとしているように見えます。他のメルヘンなキャラクターたちの中で明らかに異彩を放っている彼らが気になって仕方がなく、グッズが欲しくて探しているのですが、ちっとも売ってないのです。
笑う女も外せません。キャラクター図鑑によると「“はははは”の わらいとともに いつもとつぜん みんなのまえに あらわれる。」とあります。あらわれたらこわいです。これはおそらく、実験的・先鋭的な試みとして作られたキャラクターではないかと推測します。キャラクター界のビブラストーンみたいなものでしょうか。
他にも地味というか「こりゃあかんやろ」と思うキャラクターはたくさんいるのですが、個人的にはポチャッコを見るたびに少し切なくなります。サンリオを代表する犬キャラとして、一時期は確かに主力だったポチャッコ。でもシナモンロールやらポムポムプリンやらの登場により、明らかに日陰に追いやられた感があります・・・。このままで終わっていいのかポチャッコ。倍返しだ!
ゴロピカドンも気になります。昔は姉がグッズを持っていたような記憶があるのですが、最近ではとんと見かけません。やはり原爆を連想させる名前が悪かったのでしょうか・・・って考えすぎか。
あ、なんかサンリオキャラについて長々と語ってしまい、肝心の食べキャラ総選挙の話にまで行き着きませんでした・・・。どれも結構かわいらしくておもしろいです。詳しくはまた別の機会に。
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 領収書への道のり(2016.09.22)
- アンチクマ派(2016.06.13)
- キャデリーヌが…(2015.06.03)
- 笑う女にカルチャーショック(2013.11.15)
- 憧れのポット(2013.12.09)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント